森永卓郎さん、ご逝去。闘い続けた生きざまに見る数々のエピソードを紹介

https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2025/01/28/kiji/20250128s00041000293000c.html

経済アナリストの森永卓郎さん(67歳)が2025年1月28日(火)原発不明がんのため自宅で亡くなられました

森永さんは、前日の1月27日にはラジオ番組に出演されていました。

数々のテレビ番組やニュースなどでコメンテーターとしても出演され、お茶の間で見たこともある人も多いのではないでしょうか?

私は最近2ちゃんねる開設者の西村博之さんとの対談をYouTubeで拝見しました。

https://www.youtube.com/watch?v=flbPve7vJD4

こちらの動画では、闘病中でありながらジャーナリストとして今後の日本について語る姿を見せていただきました。

今回は、森永卓郎さんのこれまでの生きざまや過去のエピソードなどについて調べてみました。

目次

森永卓郎さんの生きざまを物語るエピソード

31日間完徹!?自ら1カ月で13冊執筆の人体実験を行う!!

2024年11月4日に出演した文化放送「大竹まことゴールデンラジオ」の公開生放送にて、「8月は、本を1ヶ月間13冊書くのに31日間完徹を続ける人体実験をやってセーフでした」と驚愕のコメントをされ他の出演者たちを驚かせていました!

大竹まことさんは、「普通の人間だと思っちゃダメだな」と驚いた様子。

31日間の完徹の背景にはこのようなコメントがありました。

司会者が「体調の方はいかがでしょうか?」と訊ねられた、森永卓郎さんは「もう『がん』が転移していて、『余命4ヶ月で、桜の花を見ることは難しいんじゃないか』って、お医者さんに言われたんですけれども、そこから1年以上、生き残りました。結局、何で生き残ったのかっていうのは、よく分からないんですね。」と、明かしました。

続けて、森永卓郎さんは「『がん』っていうのは、『がん細胞の軍団』と『免疫細胞の群団』が『関ヶ原の合戦』の様にぶつかり合うわけです。その『合戦』が『拮抗状態』…同じぐらいの勢力だと、そのまま行くんですけれども、ちょっとでもバランスが崩れて『がん軍団』が優勢になると、一気に勝負がつくっていう特徴を持っていて、だからね『1ヶ月後が見えない』っていう…。」「私も今のところ元気なんですけれども、ちょっと2、3ヶ月先、100%大丈夫かっていうと、そうは言えないと。」と、語りました。

「ただ、その『免疫を強くする』っていうのが、一番の治療法だと、この1年の経験でわかってきて、色々実験をしたんです。」「最大の実験は、昨年の8月に、もう良い気になって、本を執筆を引き受けたら『13冊』たまっちゃったんですよね。1ヶ月で『13冊』書かないといけなくなっちゃうんですよ。これ口で言うと簡単なんですけど、いざやって見ると、結構大変で、何を私がしたかって言うと、31日間、『連続完徹』っていう『完全徹夜』。1秒も寝ないで、1ヶ月働き続けるっていうのをやってみたんです。」
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/1649355?display=1

1ヶ月後自身がどうなるか分からない状況で、引き受けた13冊もの執筆を終わらせた森永さんはこう語っています。

「まあ、おすすめはしないです。」「1ヶ月連続完徹はやめた方がいいと思いますけど、私は全然大丈夫だったっていう感じです」と発言されています。

ただでさえ31日完徹は無謀な挑戦であるにも関わらず、しかもがん闘病中にやってのけるのはすごいとしか言いようがないですね。

○○アナリストの先駆けだった!

1990年代後半、森永さんが地方局の番組にコメンテーターとして出演した際に、番組のディレクターが森永さんに「肩書はどうしましょうか?」と尋ねました。

すると森永さんは、「なんでもいいよ」と返答するとディレクターは「経済アナリストはどうですか?」と提案した。

森永さんは経済アナリストという肩書を気に入り、昨今まで使い続けてきました。

当時は、アナリストという言葉は現在ほど一般的ではなく、肩書として使ったのは森永さんが初めてでありました。

現在では、経済アナリストの他に政治アナリストなどの肩書を持つコメンテーターが数々のメディアに出演しています。

森永さんは、そのコメンテーターとしての肩書「アナリスト」の先駆者だったのです。

ベイスターズファンから疫病神と呼ばれていた!?

実は、森永さんはファン歴62年の熱狂的な横浜DeNAベイスターズファンでした。

幼少期から毎日新聞の記者であった父の影響で、大洋ホエールズ時代からのファンだったのだそうです。

がんの闘病中であっても、執筆中にはベイスターズ戦をラジオで聞いていました。

去年の4月14日には、ベイスターズオーナーの南波智子さんからの招待で息子さんの森永康平さんと対ヤクルト戦を観戦されています。

しかし、森永さん親子が観戦へ来るとベイスターズの勝率が下がるというジンクスがあるらしく、カープとCS争いのさなかには「オマエら親子は絶対にハマスタに近づくな」という脅迫じみたメールが殺到していたそうです。

しかし、去年の日本シリーズにてベイスターズは1998年以来26年ぶりの優勝を果たし、森永さんもファンとして歓喜されたことでしょう。

まとめ

2023年12月よりおよそ1年の壮絶な闘病生活の末、逝去された経済アナリスト森永卓郎さん。

その生きざまは、最期まで熱いジャーナリズムを抱き続けた他に類を見ないご活躍をされました。

YouTubeなどのメディアでは、森永さんのこれまでの発言など見られ、たいへん影響力のあるコメントも残されております。

この度は、ご冥福をお祈りいたします。

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